巻頭カラー 潤いのある日常—チェシャーホームでの暮らし・第3回
みんなが一緒に土に親しみ,手を添えて
大北 眞壽
,
社会福祉法人ひょうご障害福祉事業協会
Ohkita Masatoshi
pp.150-151
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200051
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重い障害のある人が暮らしているチェシャーホーム「はりま自立の家」「はんしん自立の家」「しそう自立の家」の活動のひとつに陶芸教室があります。
土に触れることは小さな子どものどろんこ遊びに通じるのか評判がよい。地域の陶芸教室の指導者を招いてスタートした教室には,自立の家の入居者だけでなく,地域の陶芸の好きな人たちが集まってきました。小さな電気窯では対応できないからと,譲り受けた大きなガス窯が運ばれてきました。さまざまな活動場所として提供している多目的室は次第に陶芸材料や作品が占領し始めていきました。入居者の陶芸教室の日以外にも活動日が増え,地域の方たちが自由に集まり,作品を作り,窯に火を入れ,作品を生み出しています。
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