グラフ
市民に親しまれる病院を伝統に—仙台市立病院
pp.193-198
発行日 1981年3月1日
Published Date 1981/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207400
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■基本構想四本柱にそって整備
仙台市立病院は,昭和5年の創立以来,仙台市内の二番丁に位置していたが,昨年7月,仙台駅から徒歩約10分,国道4号線と清水小路が合流する地点に,10階建の病院を新築移転した.
旧施設は,戦後,数度に及ぶ増改築を重ね,総合病院としての役割を発揮してきた.しかし,最近の医療の急速な進歩に対応すべく整備するには,建物が老朽化しており,その上スペースも十分でなかった.そこで,新施設を建築するためには昭和51年の市立病院整備審議会の答申を受けて,新施設の建築に着工.昨年3月に完成し,7月から診療を開始した.新施設の建築に当たっては,市当局,東北大学,市医師会などが参加,市内各病院の患者数,患者の流れ,及び各医療機関との連携.競合などの問題を十分に検討してきている.
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