巻頭言
地域リハビリテーション活動支援事業と地域包括ケアシステム—医療と介護分野でのマネジメントとイノベーションへの期待
青木 佳之
1
1医療法人青木内科小児科医院
pp.76-77
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200026
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地域リハビリテーション(以下,リハ)は平成27年度より介護保険法の改正により,介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の中で,(新)地域リハ活動支援事業として,実施主体が市町村として制度化された。この地域リハ活動支援事業が介護保険法の中に位置づけられたことは評価したい。
地域リハ活動支援事業は,第1号被保険者のすべての者およびその支援のための活動に関するものを対象に,介護予防を機能強化する観点から,新しい事業として追加され,「地域における介護予防の取り組みを機能強化するため,通所,訪問,地域ケア会議,サービス担当者会議,住民運営の通いの場等へのリハ専門職等の関連を促進する」内容である。また,リハの専門職は,地域包括支援センターと連携しながら総合的に支援する役割が求められている。
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