Japanese
English
特集 頸椎神経根症再考
保存的治療—神経根ブロック
Conservative Treatment: Nerve Root Block
青山 正寛
1
,
原 政人
2
Masahiro AOYAMA
1
,
Masahito HARA
2
1津島市民病院脳神経外科
2愛知医科大学脊椎脊髄センター
1Department of Neurological Surgery, Tsushima City Hospital
キーワード:
頸椎
,
cervical spine
,
神経根ブロック
,
nerve root block
,
エコー
,
ultrasound scan
Keyword:
頸椎
,
cervical spine
,
神経根ブロック
,
nerve root block
,
エコー
,
ultrasound scan
pp.983-985
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002202447
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はじめに
頸椎神経根症の診療において,その治療法(保存的治療内容や手術手技,その時期など)に関して,定まった方針は確立されておらず,施設,さらには担当医においてもまちまちである.一方,実臨床において,保存的治療が奏効する例が多く見受けられることは周知の事実である.われわれは2023年の第38回日本脊髄外科学会において,頸椎神経根症診療の実態に関するアンケート調査を行った.本稿ではその結果の一部を提示し,本邦における頸椎神経根症に対する保存的治療,特に神経ブロックの実態に関して報告するとともに,頸椎神経根ブロックについて考察する.
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