Japanese
English
研究
作業療法学専攻学生の授業形態ごとの対面授業およびメディア授業受講によるストレス比較と個人特性との関係
Stress comparison of occupational therapy students' face-to-face and media classes by class format and its relationship to individual characteristics
田中 真
1
,
加藤 拓彦
1
,
小山内 隆生
1
,
和田 一丸
1
Makoto Tanaka
1
,
Takuhiko Kato
1
,
Takao Osanai
1
,
Kazumaru Wada
1
1弘前大学大学院
キーワード:
メディア授業
,
対面授業
,
ストレス
Keyword:
メディア授業
,
対面授業
,
ストレス
pp.1211-1216
発行日 2024年11月15日
Published Date 2024/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001204003
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Abstract:作業療法学生の授業形態ごとの対面授業およびメディア授業受講に対するストレスの度合いと個人特性の関係を明らかにすることを目的として,作業療法学専攻学生の60名を対象にアンケート調査を実施した.対面授業およびメディア授業のストレスの度合いを比較した結果,講義において有意差が認められ,メディア授業に比べ対面授業のストレスが有意に高かった.学生の性格特性については,意見の主張や感情表現を好む傾向にある学生は,演習をメディア授業で実施することに対するストレスが高く,学生の不安については,他者から評価されることへの不安が強い学生は,講義を対面授業で実施することに対するストレスが高かった.以上のことから,授業に対するストレスは,授業環境における情報共有・意見交換のしやすさと心理的圧迫感が関係していることが示唆された.
Copyright © 2024, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.