増刊号 テクニカルエイド—つくる自助具・使える自助具
第4章 つくる編
7 適切な自助具作製のための大学との連携
東 祐二
1
Yuji Higashi
1
1日本作業療法士協会
pp.801-803
発行日 2024年7月20日
Published Date 2024/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203879
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
自助具の定義の詳細については本増刊第1章の林論文1)を参照いただきたいが,一般に,自助具は福祉用具の一種として捉えられており,福祉用具(日常生活用具や補装具,自助具等)の中でも,作業療法士であっても比較的加工が容易で,既存製品を本人の身体機能にフィットするように加工された道具,あるいはそれを商品化した道具を指す場合が多い.
一方,作業療法士自身が作製することが難しい場合,より高度で有用な技術を有する有識者との連携先として大学工学部等が挙げられる.ここでは,作業療法士自身が「つくる」ことが難しい場合の,連携先や必要な取り組みについて紹介する.
Copyright © 2024, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.