Japanese
English
プラクティカルノート
アイロンビーズ工芸の紹介
Introduction of an activity of perler beads craft
常深 志子
1
,
近藤 健
2
Motoko Tsunemi
1
,
Ken Kondo
2
1市立吹田市民病院
2群馬パース大学
キーワード:
意欲
,
アイロンビーズ
,
活動
Keyword:
意欲
,
アイロンビーズ
,
活動
pp.1482-1483
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203637
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
はじめに
「作業療法ガイドライン」1)によると,作業療法は,「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念に基づいて行われる.つまり,人は作業をしている,作業ができる状態が健康で幸福な状態であると捉えられている.ICF(国際生活機能分類)において,「心身機能,活動,参加」は相互に影響を及ぼし合うと考えられており,作業療法では,手工芸を用いて,心身機能,活動,参加の相互作用の促進を試みることがある.今回,回復期リハ(以下,リハ)病棟に入棟中の患者に,アイロンビーズ工芸を導入し,治療効果を認めた事例を経験したため,アイロンビーズ工芸の特徴,治療的意義を紹介する.今回の報告に関連した開示すべき利益相反はない.
Copyright © 2023, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.