Japanese
English
プラクティカルノート
マスキングテープを使用したちぎり絵の紹介
Introduction of an activity of paper collage using masking tapes
近藤 健
1
,
近藤 真知子
2
,
藤井 洋有
3
,
森﨑 裕美
3
,
関根 圭介
3
Ken Kondo
1
,
Machiko Kondo
2
,
Hirokuni Fujii
3
,
Hiromi Morisaki
3
,
Keisuke Sekine
3
1群馬パース大学
2群馬県済生会前橋病院
3公立藤岡総合病院
キーワード:
意欲
,
マスキングテープ
,
ちぎり絵
Keyword:
意欲
,
マスキングテープ
,
ちぎり絵
pp.1436-1437
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202786
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はじめに
「作業療法白書2015」1)によると,医療における作業療法の手段として手工芸が身体障害領域では3位,精神障害領域では2位に挙げられており,手工芸は身体機能面だけでなく精神心理面の治療手段として導入されやすい.対象者が手工芸を治療として受け入れ,意欲的に取り組むためには,導入が容易であり,かつ対象者にとって意味のある作業であることが必要である.
今回,骨髄異形成症候群の治療で無菌室に入室した患者に,マスキングテープを使用したちぎり絵を導入し治療効果を認めたため,従来のちぎり絵と比べての利点を含め紹介する.
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