連載 基礎から始める研究論文の書き方講座・第8回
IMRaDを使った「序論」の書き方のコツ
京極 真
1,2
Makoto Kyougoku
1,2
1吉備国際大学
2吉備国際大学大学院
pp.276-281
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203313
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はじめに
本論では,IMRaD(Introduction, Materials and methods, Results, and Discussion)の構成要素である「序論」の書き方を解説する.「序論」を書く目的は「なぜこのリサーチギャップを解決するのか?」という疑問に答えることである.「序論」は研究論文の中でも書きにくく,特に説得力のある「序論」を書くのは難易度が高い.本論では「序論」の書き方の基礎を解説しつつ,より説得力を高める書き方のコツも併せて解説する.なお,IMRaDの全体像は,本連載第4回1)ならびに無料Webセミナー「IMRaDを使った研究論文の書き方講座」(図 1)で必ず復習してほしい.
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