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特集 臨床実習のあり方
訪問リハビリテーションでの臨床実習のあり方
Clinical practice in home-visit occupational therapy
浅野 友佳子
1
Yukako Asano
1
1医療法人社団 新緑会 文屋内科消化器科医院 訪問リハビリテーションらいらっく
pp.143-145
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202873
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Key Questions
Q1:訪問リハにおける臨床実習の目的とは?
Q2:訪問リハにおける臨床実習の流れとは?
Q3:訪問リハにおける臨床実習の課題と工夫とは?
はじめに
2018年(平成30年)に「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」の一部が改正され,“医療提供施設において行う実習時間のうち二分の一以上は病院又は診療所において行うこと.通所リハビリテーション又は訪問リハビリテーションに関する実習を一単位以上行うこと”1)と明記された.この規則は2020年(令和2年)4月1日より施行され,通所リハ事業所,もしくは訪問リハ事業所での実習が必須となった.今後,通所リハ,訪問リハ事業所での臨床実習のニーズが高まることが予想されるが,これらの施設で勤務するOTは会員全体の11.9%(通所リハ 6.3%,訪問リハ 5.6%)でしかない2).そこで,今回,訪問リハにおける臨床実習の特徴と課題等について,当事業所の臨床実習受け入れ経験から再考したい.
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