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特集 刑務所から地域で支える更生保護へ—いま作業療法士に求められていること
—実践レポート3—保護観察官の取り組み
Approach of the probation officer
棟近 展行
1
,
佐藤 拓也
2
Nobuyuki Munechika
1
,
Takuya Sato
2
1法務省東京保護観察所立川支部
2法務省横浜保護観察所
pp.143-146
発行日 2021年2月15日
Published Date 2021/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202401
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Key Questions
Q1:保護観察とは?
Q2:更生保護領域における障害者へのかかわりは?
Q3:保護観察官の取り組みにおけるOTの強みとは?
はじめに
筆者らは,OTとして精神科病院に勤務した後,社会復帰調整官として医療観察対象者(精神障害による心身喪失等の状態で重大な他害行為を行った者)にかかわり,現在は保護観察官として保護観察対象者(非行少年や犯罪者)にかかわっている.
本稿では,病気や障害を抱える保護観察対象者に対する保護観察官の実践を報告し,OTであることの強みについて考えてみたい.なお,本稿における意見は筆者らの私見である.
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