Japanese
English
研究
訪問リハビリテーションにおける作業療法の仕事の特徴
The characteristics of work of occupational therapy in home-visit rehabilitation
山根 伸吾
1
,
大岩 真衣
2
,
大下 琢也
3
Shingo Yamane
1
,
Mai Oiwa
2
,
Takuya Ojimo
3
1広島大学大学院
2リハビリ訪問看護ステーションLife Loop
3嶋田病院
キーワード:
訪問リハビリテーション
,
作業療法士
,
質的研究
Keyword:
訪問リハビリテーション
,
作業療法士
,
質的研究
pp.91-98
発行日 2021年1月15日
Published Date 2021/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202386
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Abstract:訪問リハにおける作業療法の仕事の特徴を明らかにすることを目的として,11名のOTにインタビューを実施した.1,187枚のラベルが得られ,質的帰納的分析の結果,7つの大カテゴリ:【仕事の内容と特徴】,【クライエント(以下,CL)の特徴】,【連携】,【視点】,【やりがい】,【悩み】,【学習と教育】が抽出された.訪問リハの作業療法の仕事の特徴として,限られた時間の中でCLの生活課題に効率的に介入する視点の重要性や,時間管理の技能と適応の必要性が語られた.また,CLの生活にかかわれることがOTのやりがいと関連していたが,一方でCLや連携相手から求められる内容へのジレンマや悩みがうかがえ,OTの役割を示せていないことや,それによる専門職の適材適所が行えていない現状もうかがえた.
Copyright © 2021, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.