増刊号 スポーツがもつ可能性—作業療法への期待
第5章 高齢者とスポーツ
3 スポーツ観戦という社会参加の拡大
山田 隆人
1,2
Takahito Yamada
1,2
1NPO法人障がい者スポーツFriendly Action
2大阪保健医療大学
pp.892-895
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201807
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組織として活動すること
障がい者スポーツに限らず,あらゆる事業は組織として活動することで効率的でビジョンや目標に沿った運営ができる.組織としてスポーツ事業を運営する仕組みをつくることで,継続的な活動が可能となる.スポーツ事業に関与する人たちが,ボランティアや,個々の資源や資金の持ち出しではなく,仕事としてかかわる「仕組み」となる組織をつくることが重要になってくる.
筆者らは事業を運営する組織として特定非営利活動法人(以下,当法人)を設立し,障がい者スポーツ事業を運営している.当法人では,「障がいがある方々に,スポーツを通して社会参加することを支援する」を理念として活動している.
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