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特集 地域リハビリテーション活動支援事業と作業療法
小規模市町・離島における地域リハビリテーション活動支援事業の実践
A report on the public support projects for community-based rehabilitation in rural and remote island
戸野 雅子
1
Masako Tono
1
1医療法人社団仁慈会 安田病院
pp.253-258
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201629
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Key Questions
Q1:小規模市・離島における介護予防事業の特徴とは?
Q2:小規模市・離島におけるネットワークづくりとは?
Q3:小規模市町・離島だからこそできる介護予防事業の連動とは?
はじめに
2015年(平成27年),厚生労働省は地域包括ケアシステム構築の推進に向けて介護予防を機能強化する観点から,一般介護予防事業の中に「地域リハビリテーション活動支援事業」(以下,地域リハ活動支援事業)を追加した.リハ専門職は自立支援の視点で事業にかかわることが求められている.
当法人は広島県中央海岸沿いの竹原市に位置しており,2006年(平成18年)に広島県より「地域リハビリテーションサポートセンター」(以下,サポートセンター)の指定を受け,広島県中央二次保健医療圏域(竹原市,東広島市,大崎上島町)のうち,同年より竹原市に,2015年より大崎上島町に療法士を派遣している.両市町への療法士派遣数は徐々に増加し(図 1),現在の委託事業内容は表 1の通りである.
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