多職種を交えたリハビリ事例検討会・第22回
人工膝関節全置換術後のパーキンソン病患者の事例
髙橋 亮
1
,
川越 雅弘
2,3
1ソフィアメディ株式会社 ソフィア総合ナースステーション城南
2埼玉県立大学大学院
3埼玉県立大学研究開発センター
pp.64-69
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201574
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事例提示
Aさん,70代女性,身長149cm,体重43.3kg,BMI 19.5.要介護 4,寝たきり度 J2
病歴:2001年にパーキンソン病と診断される.2012年に右肩関節脱臼骨折,2013年に肋骨骨折を受傷.2014年には白内障手術,2018年初頭には左膝の変形性膝関節症のため人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty:TKA)を受けている
生活歴:結婚後は専業主婦.夫(脳梗塞後遺症,慢性腎不全)の介護をしていた
家族:夫と二人暮らし.主介護者は長女で,外出時の送迎等をしている.長女から負担感の訴えはない
居住環境:一軒家(3階建て).手すり,ベストポジションバーは設置済み
性格:明るく社交的.身体に対して独自の解釈があり,1人で頑張りすぎてしまう.心配性
趣味・関心:カラオケ,買い物
処方薬(朝-昼-夕-就寝前):レボドパ・カルビドパ水和物 100mg(1-1-1-1-1-1起床から2時間ごと),エスゾピクロン 1mg(0-0-0-1),プラミペキソール塩酸塩水和物 1.5mg(0-0-0-1),アマンタジン塩酸塩 50mg(1-1-0-0),センナエキス 80mg(頓服)
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