Japanese
English
特集 がんと作業療法—5年先を見据えた取り組み
がんサバイバーシップと作業療法の展望
Cancer survivorship and perspective of occupational therapy
島﨑 寛将
1
Hiromasa Shimazaki
1
1大阪国際がんセンター
pp.298-301
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201238
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Key Questions
Q1:わが国のがん対策の課題とは?
Q2:わが国のがんのリハの動向は?
Q3:がんの作業療法に期待される取り組みとは?
がんサバイバーシップ
がんを経験した人は,その診断時から治療後,医療を卒業した後に至るまで,がんに関連した身体的,精神的,社会的なさまざまな問題を経験している.がんサバイバーシップとは,がんを経験した人が,生活していくうえで直面するさまざまな問題を,家族やその周囲の人々,生活する地域や会社等,社会全体と共に協力して,乗り越えていくという考え方をいう.がんサバイバーシップはとても重要であり,わが国でも「がん対策推進基本法」,「がん対策推進基本計画」が策定され,社会を挙げた取り組みが進められている.
Copyright © 2018, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.