Japanese
English
研究
単施設における救命救急センター医師・看護師の作業療法士認知度調査
The result of a recognition survey of occupational therapist in our critical care medical center
藤本 侑大
1
,
安原 良典
1
,
堀 三枝子
1
,
安本 友子
1
,
大場 次郎
2
,
甲斐 達朗
2
Yudai Fujimoto
1
,
Yoshinori Yasuhara
1
,
Mieko Hori
1
,
Tomoko Yasumoto
1
,
Jiro Oba
2
,
Tatsuro Kai
2
1大阪府済生会千里病院
2大阪府済生会千里病院千里救命救急センター
キーワード:
救命救急センター
,
認知度調査
,
単施設研究
Keyword:
救命救急センター
,
認知度調査
,
単施設研究
pp.183-189
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201199
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Abstract:【目的】本研究の目的は,当院救命救急センターに在籍する医師・看護師における作業療法士の認知度を明らかにすることである.【対象・方法】当院救命救急センターに在籍する医師26名,看護師89名を対象にアンケート調査を実施した.アンケート調査では,対象者の属性,作業療法士の認知度,理学療法士の認知度および作業療法士との相違点,イメージ,リハ職種に早期介入で望むこと等に関して,選択,記述式で回答を求めた.【結果】アンケート回収率は,医師84.6%,看護師71.9%であった.作業療法士および理学療法士の認知度は,医師,看護師とも100%であったが,職種の相違点が「わかる」と回答したのは,医師27.3%,看護師21.9%であった.また,救命救急センターでの早期リハに望むことの上位は,廃用予防,早期離床,ADLの拡大であった.【考察】今後,救急・集中治療領域における作業療法介入の発展を図るためには,他職種への職種内容の啓発や本領域での介入効果の蓄積が望まれる.
Copyright © 2018, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.