特集 理学療法の展望2006
第Ⅱ部 理学療法の発展と課題
救命救急センターにおける理学療法
木村 雅彦
1
1杏林大学医学部付属病院リハビリテーション室
キーワード:
救命救急センター
,
理学療法
,
チーム医療
Keyword:
救命救急センター
,
理学療法
,
チーム医療
pp.1212-1213
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100738
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今日の救命技術の進歩と多様化は,重症患者の救命率を飛躍的に向上させ,患者の障害像と理学療法の臨床的な可能性をも多様化させている.現在の救命救急センターは,多職種が隣接領域の知識と視点を共有しながら連携して集学的治療を行う場であり,病態生理学と分子生物学に基づいた救命技術と医用電子工学の最先端である.そして,受傷や発症後早期から理学療法士が予防的介入を開始して障害を最小化し,究極的に“後遺なき救命1)”を目指す最前線でもある.
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