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特集 患者の主体性を支える作業療法
—患者の主体性を支えた実践例②—リハの体験で私が得たもの
What I gained from my rehabilitation experiences
近藤 章夫
1
Akio Kondo
1
1株式会社こみなみ
pp.983-985
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200691
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Key Questions
Q1:患者の立場で知りたかったことは?
Q2:リハの体験で私が得たものとは?
Q3:闘病を経た,今後の私の使命は?
発病当時
2014年(平成26年)11月,私はアテローム血栓性脳梗塞を発症しました.朝から右半身に違和感があり,昼食のころには箸が握れず,呂律が回らなくなっており,そのまま急性期病院に入院になりました.
前職では糖尿病,高血圧の治療薬を扱う製薬会社でMRをしていましたから,これで人生の終わりかと落胆したものでした.「なぜ脳梗塞になるのか?」,「どのように薬剤コントロールすれば,脳,心,腎合併症の発症リスクを軽減できるのか?」,日ごろ医師にデータを示してその副作用も説明することが主な仕事内容であったため,運動不足,ストレスと睡眠不足が大きな原因であったことは,時間がかからず理解できました.
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