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実践報告
認知症個別リハビリテーションプログラム「いきいきリハビリ」研修会受講者による実践効果
The effect of individual Cognitive Stimulation Therapy for people with dementia:iCST-Obu-version by participants of workshop
西浦 裕子
1
,
小長谷 陽子
2
,
齊藤 千晶
2
,
山下 英美
2
,
水野 純平
2
Yuko Nishiura
1
,
Yoko Konagaya
2
,
Chiaki Saito
2
,
Hidemi Yamashita
2
,
Jumpei Mizuno
2
1国立障害者リハビリテーションセンター研究所
2認知症介護研究・研修大府センター
キーワード:
認知症高齢者
,
個別リハビリテーション
,
研修会
Keyword:
認知症高齢者
,
個別リハビリテーション
,
研修会
pp.609-613
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200606
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Abstract:多様な認知刺激を組み合わせた集団プログラム,Cognitive Stimulation Therapyを基に開発した,認知症個別リハビリテーションプログラム「いきいきリハビリ」を普及するため,研修会を実施した.認知症のリハ業務等に従事する参加者に対し,現場での実践を依頼した.講義および実践形式で構成した1時間半の研修会に関し,53名中8〜9割の参加者が「よくわかった」,「実施したい」と回答した.また,認知症と診断されている65歳以上の高齢者を対象としたプログラムの実践により,Mini-Mental State Examinationの合計と「場所の見当識」の項目,health related quality of life questionnaireの「陽性感情」および「他者愛」の項目で介入後の得点に有意な改善を認めた.今回の研修会により,「いきいきリハビリ」を現場へ普及することができ,また実践結果からその有効性が明らかとなった.
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