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連載 医師の働き方改革――取り組みの現状と課題・Vol.14
学外での学会,講演会,研修会等への参加の取り扱い
Participation in academic conferences, meetings, and training courses outside the university and institute:distinction of self-improvement from working tasks and its management
羽渕 友則
1,2
Tomonori HABUCHI
1,2
1秋田大学大学院医学系研究科 研究科長
2秋田大学大学院医学系研究科 腎泌尿器科学講座教授
キーワード:
学会参加
,
研修会
,
自己研鑽
,
医師の働き方改革
Keyword:
学会参加
,
研修会
,
自己研鑽
,
医師の働き方改革
pp.307-313
発行日 2026年1月24日
Published Date 2026/1/24
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296040307
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SUMMARY
2024年4月より「医師の働き方改革」が本格的に施行されたが,専門医制度の研修を含めて,医師の自己向上や医療の進歩,患者への最良の治療を提供するために不可欠な研究や探求行動,アカデミックな活動が『自己研鑽』という範疇で “業務(勤務)とは別物” とされることに大きな違和感をもつ医師も多い.特に学会,講演会,研修会等での発表や参加が自己研鑽か業務かの判断で混乱を招く場合がある.その判断の重要なポイントとして,①自己研鑽か業務か否かは対象医師ごと(臨床研修医,専攻医,それ以降の医師か),診療状況,機関の医療水準に鑑みて,個別に判断する必要がある.②学会費や旅費を病院・機関が支弁するか否かは判断基準にはならない.③大学附属病院等の場合,教育や研究は本来業務として課せられている面があり,教育や研究が業務と判断されることも多い.④学会,講演会,研修会等の参加にあたっては,本来業務との関連性について,医師本人と上司・管理者の間で十分なコミュニケーションを取り,合意や確認を行うべきである.

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