学会長・学術大会長・学術集会長の言葉
第15回日本言語聴覚学会開催にあたって
半田 理恵子
1,2
1東京都言語聴覚士会
2夢のみずうみ村新樹苑
pp.331
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100467
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第15回日本言語聴覚学会を2014年(平成26年)6月28日(土)~29日(日)の2日間にわたり,大宮ソニックシティ(埼玉県大宮市)を会場に開催することとなりました.本学会では,テーマを「言語聴覚士とはなにかあるべき姿を再考する」としました.STの国家資格化から15年が経過する今,あらためてSTとしての原点に立ち戻り,そのあるべき姿を再考し,来るべき世代に確たる理念をもって「言語聴覚士」という専門職を受け継いでいってほしいという願いを込めて決定したテーマです.
特別講演は,わが国において初めて言語聴覚療法にかかわる養成に携わり,STの礎を築かれた柴田貞雄先生(医師,元国立障害者リハビリテーションセンター学院長)による「ST界の発展への思い」,教育講演は2講演とし,一つは,劇作家・演出家であり大阪大学コミュニケーション・デザインセンター教授の平田オリザ先生による「わかりあえないことから」,二つ目は「障害を持って生きるということ―出生前診断をめぐる話題から―」と題し,大正大学人間学部臨床心理学科教授の玉井邦夫先生が講演をされます.
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