Japanese
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特集 がんの痛みと作業療法
痛みに対するリハと看護の連携
Cooperation with rehabilitation and nursing care for pain management in the patient with cancer
伊藤 紗弥香
1
,
髙田 明子
1
Sayaka Ito
1
,
Akiko Takata
1
1信州大学医学部附属病院
pp.282-286
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100452
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Key Questions
Q1:がん性疼痛看護認定看護師とは?
Q2:がん性疼痛のアセスメントとは?
Q3:がんの痛みに対して,OTは他職種とどのように連携を図るべきか?
はじめに
がんの痛みの評価は,最重要事項の一つであり,リハ医とチームが,挑戦的に取り組むことが鍵である1).がん患者の痛みは,がんの痛みだけではなく,さまざまな要因に起因する.臨床で依頼の多いであろう不活動や廃用症候群も痛みの原因に挙げられ,そのメカニズムが報告されてきている2).原因の異なる痛みが混在することや継時的な変化の可能性がある中で,疼痛の評価は進められていく.今回,がん性疼痛看護認定看護師と疼痛のアセスメント,そして連携を図ることができた事例を紹介する.
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