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特集Ⅱ パーキンソン病update
パーキンソン病の薬剤療法とリハビリテーション
Drug treatment and rehabilitation for Parkinson's desease
山田 大介
1
,
服部 信孝
1
Daisuke Yamada
1
,
Nobutaka Hattori
1
1順天堂大学脳神経内科
pp.516-521
発行日 2013年6月15日
Published Date 2013/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100140
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Key Questions
Q1:パーキンソン病(PD)の薬物療法はいつ,何から始めるべきか?
Q2:PDの非運動症状については,どう対応するのか?
Q3:PDのリハにおいて留意すべきことは何か?
はじめに
パーキンソン病(以下,PD)は中脳黒質のドパミン神経細胞が変性し,運動症状として静止時振戦・固縮・無動・姿勢反射障害の4大症状を呈する.神経細胞変性の病因はいまだ解明されておらず,現在の薬物療法はすべて対症療法である.また,PDは自律神経障害・睡眠障害・精神症状・疼痛等,多くの非運動症状を呈する.運動症状,非運動症状に対する薬物療法について概説する.
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