特集 超音波凝固切開装置による内視鏡下手術の新たな展開
〔エディトリアル〕特集によせて
出月 康夫
1
1埼玉医科大学総合医療センター外科
pp.367
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426900054
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超音波凝固切開装置は,いまや内視鏡下手術には不可欠の手術機器といっても過言ではない.本誌では,1997年6月,第2巻3号の特集でこの機器について,そのメカニズム,使用方法,長所と短所,適応と限界などについて紹介したが,その後わが国において急速に普及し,現在では内視鏡下手術を実施している施設の90%までがこの機器を保有しているといわれている.
現在,ジョンソン・エンド・ジョンソン,オートスーチャージャパン,オリンパスの3社などがこの手術機器を製造販売しているが,引き続き改良が進められてきた結果,当初より種類も増え,また使い勝手もさらに良くなっている.
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