特集1 救急医療のリベラルアーツ 在宅医療にコミットする
【Part 2】救急医療と在宅医療をつなぐ!
5.在宅医の不得手な領域をサポートする新たな急性期診療体制
山上 浩
1
,
熊谷 知博
2
Hiroshi YAMAGAMI
1
,
Tomohiro KUMAGAE
2
1湘南鎌倉総合病院 ER/救急総合診療科
2湘南鎌倉総合病院 総合診療科
pp.656-659
発行日 2024年11月25日
Published Date 2024/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3105200153
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救急医療が抱える課題は地域差が大きく,かつ流動的である。国や自治体レベルでの解決策を待ち,それが功を奏するには,時間を要する。「誰がやるかではない,何をやるかが大切だ」という姿勢で,小さな集合体としての医療圏で課題を把握し,ベストではなくともベターな解決策に取り組む必要性を感じる。
時代の変化は著しく速く,少子高齢化は待ったなしで進行する。救急医療も社会のインフラとして,体制維持だけでなく持続可能な形で成長しなければならない。
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