特集 透析診療のすべて
Part 2 透析管理の基本と原則
11.透析患者と肝炎—AST・ALT値が低値であっても慢性肝炎の進行例がある
若林 寛二
1
Kanji WAKABAYASHI
1
1若林診療所
pp.377-382
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103901140
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
慢性肝炎は,肝硬変や肝不全,肝がんを引き起こす頻度が高く,健康上の大きなリスクとなる疾患である。多くはB型肝炎ウイルス(HBV),またはC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染によって引き起こされる。本稿では,透析患者とB型・C型慢性肝炎に焦点を当てる。
Copyright © 2024, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.