特集 ホスピタリストに必要な手技
ライン確保
7.内頸静脈と大腿静脈への留置方法—手技の実際からトラブルシューティングまで
杉木 大輔
1
daisuke SUGIKI
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 救命救急センター・救急医療科
pp.427-440
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900801
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
内頸静脈と大腿静脈は,中心静脈カテーテル留置部位として日常的によく用いられる。しかし両者とも致死的な合併症を引き起こすことがあり,危険な手技でもある。適応を判断したあと,安全に留置するためにはそれぞれの部位の解剖学的特徴をふまえ,超音波ガイド下に行うことが推奨される。本稿では,手技の実際と注意点について解説する。
Copyright © 2020, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.