特集 抗血小板薬,抗凝固薬のすべて
9.フレイルな高齢者における心房細動での抗凝固療法—臨床倫理4分割のフレームワークで適応を考える
坂井 智達
1
,
関口 健二
2,3
Tomomichi SAKAI
1
,
Kenji SEKIGUCHI
2,3
1飯塚病院 総合診療科
2信州大学医学部附属病院 総合診療科
3市立大町総合病院 総合診療科
pp.583-591
発行日 2019年9月1日
Published Date 2019/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900705
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「高齢だから」と,年齢のみを理由として抗凝固薬が中止となっていたり,あるいは予後の限られた患者の抗凝固薬が適切かどうか悩んだりすることは,日常臨床において少なからずあるのではないだろうか。本稿では老年医学の観点から,高齢者の抗凝固療法について考える。皆様の日常のモヤモヤを少しでも解消できれば幸いである。
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