特集 緩和ケア
【コラム】臨死期の対応—一般病棟で行う緩和ケアのポイント
小田切 拓也
1
Takuya ODAGIRI
1
1聖隷三方原病院 ホスピス科
pp.1028-1037
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900313
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2012年における日本のがん患者の死亡場所は,ホスピス・緩和ケア病棟9.4%,在宅8.9%で,残りの大多数の患者は一般病棟で亡くなっている1)。このことからも,一般病棟における臨床医,とりわけホスピタリストは,患者を看取るためのスキルを身につけておく必要がある。本稿では,主に緩和ケア病棟から得られた知見を示しながら,一般病棟で行える緩和ケアの方法を考える。
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