特集 緩和ケア
3.医療用麻薬(オピオイド)を含めた薬物療法:各論—副作用対策,疼痛治療の対応
久原 幸
1
Ko HISAHARA
1
1手稲渓仁会病院 がん治療管理センター 緩和ケア室 緩和ケアチーム
pp.901-912
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900302
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一般に,疼痛の薬物治療は,痛みの原因である疾患特異的な治療と同時併行で開始され,治療内容は疾患治療に応じて適宜調整される。また,非薬物的な疼痛ケアを合わせて行うことで,全体としてバランスのとれた疼痛管理が可能となる。本稿では,そのような日常の管理に欠かせない薬物を取り上げ,ガイドラインや薬理学および緩和医療学のテキスト1〜5)にのっとり,ホスピタリストが精通しておくべき薬物療法について概説する。
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