特集 緩和ケア
4.症状マネジメント:呼吸困難—原因と強さの評価から最適なケアを考える
山口 崇
1
Takashi YAMAGUCHI
1
1神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科
pp.913-923
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900303
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緩和ケアの対象となる患者において,呼吸困難は頻度の高い症状である。進行がん患者では54〜76%,非悪性疾患患者ではより高率に呼吸困難を合併するといわれている。本稿では,呼吸困難のメカニズム,病態生理,評価法から実際の緩和治療までを,エビデンスに基づいて解説する。
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