特集 外来における予防医療
7.一般健診編:①腹部大動脈瘤—スクリーニングには超音波検査が推奨される
難波 雄亮
1
Yusuke NAMBA
1
1沖縄県立中部病院 総合内科/神経内科
pp.395-401
発行日 2015年6月1日
Published Date 2015/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900254
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生活習慣病が増えるにつれ,日本でも疾患予防としての健診が数多く行われるようになってきた。腹部超音波も健診のオプションとして行われ,偶然にも腹部大動脈瘤が発見され,外来へ紹介されることもある。腹部大動脈瘤は症状を伴って発見される場合もあり,緊急手術となると院内死亡率がかなり高い疾患である。そのため,早期に発見し,死亡率低下を目指したい気持ちが臨床医としてはとても強い。本稿では腹部大動脈瘤のスクリーニングの意義について述べる。
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