特集 代謝内分泌
【コラム】低カルシウム血症の診断と治療—頻度は比較的低いが,鑑別診断,対処法を知っておくべき疾患群
渡部 玲子
1
,
井上 大輔
1
Reiko WATANABE
1
,
Daisuke INOUE
1
1帝京大学ちば総合医療センター 第三内科
pp.156-161
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900142
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低カルシウム血症は,高カルシウム血症と比べれば遭遇する可能性が低いとは考えられるものの,鑑別診断,対処法を知る必要のある疾患群である。本稿では,低カルシウム血症をきたす疾患の鑑別とその特徴・臨床症状,急性期治療と慢性期治療のほか,副甲状腺機能低下症,ビタミンD3製剤の使い分けなどについてまとめる。
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