特集 腫瘍
【コラム】抗がん治療における手術療法の基礎知識—固形腫瘍では第一選択として,症状・全身状態に応じて適応を判断する
畑 啓昭
1
Hiroaki HATA
1
1国立病院機構 京都医療センター 外科
pp.630-638
発行日 2016年9月1日
Published Date 2016/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900111
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抗がん薬の開発が進み,放射線治療が進歩した現在でも,ほとんどの固形腫瘍において手術療法が根治治療の第一選択である。しかし,手術療法では体内で切除や再建が行われることが多いため,その臓器の状況や患者に及ぼす影響が外科医以外にはわかりにくいことが多い。ホスピタリストとしては,代表的な術式についての概略や手術リスク,術後障害について理解し,治療にあたることが重要である。
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