特集 急性呼吸不全
第2章 呼吸器疾患各論
6.びまん性肺疾患―Part 1:総論と診断の進め方:実臨床で注目するべきポイント
喜舎場 朝雄
1
Tomoo KISHABA
1
1沖縄県立中部病院 呼吸器内科
pp.783-793
発行日 2013年10月1日
Published Date 2013/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100588
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本稿では,呼吸器内科医が普段どのようなことを頭に描きながらびまん性肺疾患の診断をしているかについて,具体的な項目を挙げながら説明する。
Summary
●詳細な問診が極めて重要である。
●問診で得た情報と身体所見を照合する。
●血液検査では優先順位の高い鑑別疾患を念頭におき,胸部CT所見では陰影の分布と優位な所見をとらえる。
●臨床医・画像診断医・病理医で話し合いをして,臨床医が主導権をとってケアにあたる。
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