抜管夜話—昼行灯のひとこと，ふたこと

綺羅星の如く並ぶ執筆陣の片隅に高齢者を加えていただき，各論稿に対してコメントせよと仰せつかった。昨今はありがたい「働き方改革」のお蔭で時計の針が夕方5時を指すと若い麻酔科医には早々にお帰りいただくので，医局の隅で年寄りがさっきの抜管や大昔の抜管についてあれこれ話す時間などこれっぽっちもない。もはや過去の風景となった「医局雑談」をLiSA誌上にて再現したい。