diary
高知県宿毛市
小山 毅
1
1高知県立幡多けんみん病院 麻酔科(現 高知大学医学部 麻酔科学・集中治療医学講座)
pp.437
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202239
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当院は,高知県の西部,日本最後の清流として知られる四万十川を有する四万十市の西側の宿毛市にあります。高知県の医療圏は四つに分かれており,当院はその最も西の3市3町村からなる幡多地域の中核病院です。また,愛媛県南部との県境も近く,実際の医療圏はもっと広くなっています。当院は,1999年に二つの県立病院を統廃合して開院しました。20の診療科を有し二次医療圏でほぼ完結する医療を提供する体制をとっています。高知県は日本でもトップクラスの高齢化率であり,その中でも幡多地域は高齢化が進んでいるため,内科系疾患だけでなく悪性腫瘍や骨折などの外科系疾患も多いことが特徴です。
手術麻酔は常勤麻酔科医4名と応援の医師で担当しています。また,当番制で日中のICU管理や救急対応も行っており,現在は特定看護師の育成にも力を入れています。
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