徹底分析シリーズ パルスオキシメータ:世界の患者安全を変貌させた発明
新生児領域での普及とその歴史 Pulse Oximetry: Dissemination in Neonates and its History
仁志田 博司
1
Hiroshi NISHIDA
1
1東京女子医科大学
pp.268-271
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201928
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パルスオキシメータの基礎的な原理や開発の経緯などは,すでに他稿で各専門家により論じられているところから,本稿では日本の新生児医療への導入の歴史を紹介し,さらに新生児,特に未熟児に特化した血液酸素濃度モニターの意義,とりわけ未熟児網膜症retinopathy of prematurity(ROP)と低酸素性脳障害の予防の臨床的重要性などを解説する。
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