Tomochen風独記【最終回】
71 連載を終えるに当たり
山本 知裕
1,2
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 麻酔科学分野
2元 ドイツ心臓センターアスクレピオス病院ザンクトアウグスティン 麻酔科
pp.1302-1303
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201854
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2014年1月号から延べ6年にわたって連載してきた「Tomochen風独記」も,今回が最終回です。2012年の3月,日本の麻酔科専門医資格を取得し大学院博士課程も修了したタイミングでドイツに渡り,2018年3月までドイツの麻酔科専門医として臨床の現場で経験したあんなことやこんなことについて紹介してきました。日本に帰国して早いもので2年半以上が経過した現在,ドイツ時代とはまったく比較にならないほど時間がない(ドイツでは8時間労働がきっちりと守られています)毎日で,当時の自分がドイツで感じていたことを思い出しにくくなってきており,そろそろ潮時と考えた次第です。
最終回は,ドイツ生活の最初と最後のお話をします。
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