徹底分析シリーズ 出血治療戦術—適応外の製剤も駆使して止血を図る
『大量出血症例に対する血液製剤の適正な使用のガイドライン』について—最適な輸血療法を検討するための“敲き台”
田村 高廣
1
Takahiro TAMURA
1
1名古屋大学医学部附属病院 麻酔科
pp.1146-1151
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201820
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『大量出血症例に対する血液製剤の適正な使用のガイドライン』1)(以下,本ガイドライン)は,宮田茂樹先生(現 日本赤十字社,前 国立循環器病研究センター)を総代表とする総勢25名により,日本医療研究開発機構(AMED)委託研究開発事業の一環として策定された。
システマティックレビューを担当した立場から,本ガイドラインの概要を述べる。
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