異職交流インタビュー
アフリカ事業からみえてくる日本—ハードランディングは避けられるのか
合田 真
1,2
,
末盛 泰彦
3
1日本植物燃料株式会社
2モザンビーク法人ADM
3福岡リハビリテーション病院 麻酔科
pp.237-243
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201605
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今回登場いただく合田真氏は,20代半ばの2000年に日本植物燃料株式会社を設立し,2012年にはモザンビークに本拠を移し電子マネー事業を開始。その後,国連食糧農業機関との共同プロジェクトやニューヨーク国連本部でのスピーチで名を馳せ,2019年,日経ビジネス誌の「世界を動かす日本人50」に選出された*1。その輝かしいプロフィール以上に注目されているのが,彼の講演や著作に込められたメッセージだ。「なぜ社会に争いが起きるのか」をメインテーマに,歴史や宗教思想,そして国家の有り様にまで思いを馳せる独特のアプローチは,京大探検部をルーツとする破天荒な冒険談ともあいまって聴く者を強く惹きつける。
今回は,忙しい日常を少しだけ離れ,決して他人事ではない世界の不条理について考えてみていただきたい。
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