Japanese
English
スポーツ医学
投手と捕手の兼任は避けるべきか
Should you avoid alone pitcher-and-catcher ?
江川 琢也
1
,
笠次 良爾
2
,
森本 光俊
3
,
福本 貴彦
4
,
和田 哲宏
5
,
田中 康仁
6
T. Egawa
1
,
R. Kasanami
2
,
M. Morimoto
3
,
T. Fukumoto
4
,
T. Wada
5
,
Y. Tanaka
6
1岡波総合病院整形外科
2奈良教育大学教育学部保健体育講座
3ならやまと整形外科スポーツクリニック
4畿央大学健康科学部理学療法学科
5吉本整形外科・外科病院リハビリテーション科
6奈良県立医科大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Okanami General Hospital, Iga
キーワード:
baseball
,
pitcher
,
catcher
,
disability prevention
Keyword:
baseball
,
pitcher
,
catcher
,
disability prevention
pp.1398-1399
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_1398
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
は じ め に
2015年4月,日本整形外科学会および運動器の10年・日本協会が全日本野球協会とともに実施した「平成26年度少年野球(軟式・硬式)実態調査」の調査結果が報告された1).小学生野球選手10,228名からアンケートを回収したものである.考察のなかで,捕手も投手に次いで肩肘痛が多く,投手と捕手の兼任は避けるべきであるという見解が示された.本研究の目的は,この見解の妥当性を検証することである.
© Nankodo Co., Ltd., 2020