特集 末梢神経ブロックハンズオン120%活用術—RA Asiaのチャンスを見逃すな〈後編〉
ハンズオンで得た知識を臨床にどう生かすか
山本 俊介
1
Shunsuke YAMAMOTO
1
1大分大学医学部 麻酔科学講座
pp.467-469
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201111
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ハンズオンセミナーで自分の時間やお金を費やして学んだら,さっそく次の診療に生かしたいと思うだろう。しかし,新しいものを実臨床で運用するのは簡単ではなく,さまざまな困難に直面する。筆者は2012年に初めて超音波ガイド下末梢神経ブロックのハンズオンセミナー(麻酔科エキスパートセミナーin hiroshima 2012年10月)に参加して以降,数を重ねてセミナーに参加し,自施設臨床での神経ブロックに取り組み,周囲への啓発を含めて各地で開催されるハンズオンセミナーにもインストラクターとして従事してきた。また,筆者はこれまで2施設の常勤病院と,複数の非常勤病院で神経ブロックを行ってきた。これまでの経験を中心に,学んだ知識をいかに生かすべきか,この場で述べていきたい。
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