連載 今日も山日和:雲の上の診療所
第7座:双六小屋診療所
黒田 敏
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1富山大学医学部 脳神経外科
pp.598-599
発行日 2016年7月1日
Published Date 2016/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200601
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四半世紀振りの北アルプスで,サマーレスキューの一員に
学生の頃,剣道部に所属する傍ら,季節を問わず登山に熱中しました。一番多い年で年間50日ほど山に入っていました。札幌に住んでいたので,ターゲットの大部分は北海道の山でしたが,東日本医科学生総合体育大会に出場した折に,北アルプスを登る機会も何度かありました。槍・穂高,表銀座,裏銀座,雲ノ平〜黒部源流を歩いた記憶があります。
2012年3月,長年お世話になった北海道大学から富山大学に赴任するに当たって,楽しみにしていたことの一つが27年振りの北アルプス登山です。「この夏はどの山を再訪しようか?」と考えていたところ,富山大学では,双六山岳会が主体となって,長年にわたって双六岳の山頂直下にある双六小屋で夏山診療所を開設していることを知りました。
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