投稿論文 症例報告
ハローベスト装着患者の抜管戦略
河野 昌史
1
,
王子 盛嘉
,
福島 沙夜乃
,
岩倉 秀雅
,
小山 行秀
1東名厚木病院 麻酔科
キーワード:
Fentanyl
,
胸椎
,
整形外科固定具
,
椎弓切除術
,
鎮痛法
,
精神鎮静法
,
Dexmedetomidine
,
硬膜外膿瘍
,
持続気道陽圧
,
気管チューブ抜管
Keyword:
Analgesia
,
Fentanyl
,
Thoracic Vertebrae
,
Laminectomy
,
Orthopedic Fixation Devices
,
Airway Extubation
,
Continuous Positive Airway Pressure
,
Dexmedetomidine
,
Epidural Abscess
pp.379-382
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022140579
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胸椎固定術が予定されながら、感染創で金属による内固定不可のため、ハローベスト装着で帰室となった66歳、男性の麻酔を経験した。抜管は翌日に施行したが、咳嗽反射を抑えた抜管が必要なうえ、抜管後にはハローベストの固定角度不良による上気道閉塞のリスクや再挿管困難など特有の問題点があり、綿密な戦略が必要であった。
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