症例検討 院内急変
血管造影検査中の心停止—日頃の訓練を生かし指揮系統を確立する 麻酔科医は気道・循環管理に
佐藤 秀貴
1
,
佐野 哲孝
1
,
岩田 幸也
2
Hidetaka SATO
1
,
Tetsutaka SANO
1
,
Yukiya IWATA
2
1東京臨海病院 救急科
2東埼玉総合病院 脳神経外科
pp.628-631
発行日 2015年6月1日
Published Date 2015/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200312
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
70歳の男性。身長165cm,体重75kg。くも膜下出血(SAH)grade 2で前日入院。内頸動脈後交通動脈分岐部(IC-Pcom)脳動脈瘤に対し,脳神経外科医2名でinterventional radiology(IVR)として動脈塞栓術(TAE)を始めた。血管造影検査開始20分後に突然,心室細動(VF)が発現した。
Copyright © 2015, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.