徹底分析シリーズ 麻酔のリスクマネジメント
ステロイドの内服について―適切な量のカバーで急性副腎不全を防げ!
合谷木 徹
1
GOYAGI,Toru
1
1秋田大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生・疼痛管理学講座
pp.330-333
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101102093
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長期的にステロイド薬を服用している患者は二次性副腎不全の状態で,術中のストレスに曝されると急性副腎不全を起こす危険性がある。このため,50年ほど前から術中にステロイド薬の補充が行われてきた。しかし,高用量のステロイド薬による弊害もあり,患者の状態に応じて適切な投与が必要である。
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