特集 免疫反応と疾患
免疫学的な治療法
副腎皮質ステロイド
大島 久二
1
,
牛窪 真理
1
,
久田 治美
1
1国立病院機構東京医療センター膠原病内科
pp.494-498
発行日 2013年3月10日
Published Date 2013/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106709
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ポイント
◎ステロイドは,少量では朝1回,中等量以上では1日3分割で食後に投与する.
◎満月様顔貌は医学的には問題のない副作用であり,減量とともに消失するので,特に女性には十分理解を得るようにする.
◎骨粗鬆症への対処は,ビスホスフォネート製剤が第一選択薬である.
◎脂質代謝異常,糖尿病に対しては,経過を観察するとともに通常の治療を行う.
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