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特集 副腎皮質ステロイド—どこに注意し,どう使う?
《押さえておきたい知識》
周術期のステロイドの使い方—ステロイドカバーについても含めて
Glucocorticoid management during the perioperative period
野牛 宏晃
1
Hiroaki Yagyu
1
1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター内分泌代謝・糖尿病内科
キーワード:
周術期
,
ステロイドカバー
,
合成ステロイド
,
急性副腎不全症
Keyword:
周術期
,
ステロイドカバー
,
合成ステロイド
,
急性副腎不全症
pp.690-693
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202778
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POINT
●原発性(副腎性)・続発性(視床下部・下垂体疾患性)副腎不全症と自己免疫・炎症性疾患では長期にステロイドを内服している。
●周術期のステロイド補充はヒドロコルチゾンを用い,急性副腎不全のリスクを回避する。
●侵襲の大きさに応じてヒドロコルチゾン補充量を決定する。
●急性副腎不全症を疑う場合,速やかにヒドロコルチゾンの投与を開始する。
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